FORMAT COMPARISON
DOC vs ODT
DOCは旧世代のWord文書に使われるバイナリ形式、ODTはOpenDocument系の編集可能な文書形式です。どちらも編集用ですが、対応ソフトや表示の再現性は異なります。
DOCとODT、どちらを選ぶ?
既存の旧Word文書を維持する場合や受け手が指定する場合はDOCを使います。オープンな規格の編集可能文書を共有し、受け手が必要な機能に対応するならODTを検討します。変換後はレイアウト、フォント、表、コメント、変更履歴を確認し、表示を固定したい場合はPDFも検討します。
DOC向き
既存のWord文書の閲覧・編集
- DOC指定の既存文書を扱う場面
ODT向き
編集可能な文書の作成・OpenDocument対応環境での文書交換
- オープンな文書形式で表・画像・スタイルを含む原稿を編集する場面
- 対応するワープロソフト間で文書を受け渡す場面
基本情報を比較
DOCとODTの主な違いを確認できます。
| 項目 | DOC | ODT |
|---|---|---|
| 拡張子 | .doc | .odt |
| MIME Type | application/msword | application/vnd.oasis.opendocument.text |
| 主な用途 | 既存のWord文書の閲覧・編集 | 編集可能な文書の作成・OpenDocument対応環境での文書交換 |
| 開く方法 | 対応するWordや互換ソフトで開き、レイアウトと編集結果を確認します。 | ODT対応のワープロソフトで開きます。共同編集や外部提出では、相手がODTを扱えるか、フォント・表・画像・コメントが意図どおりに表示されるかを確認します。 |
| 書き出し・変換 | 必要に応じてDOCXへ変換します。相互変換後は表、画像、改ページ、コメントを確認します。 | 受け手が編集しない最終版を渡すときはPDFへ書き出す選択肢があります。ODTからDOCXへ変換する場合も、見出し、表、画像、改ページ、コメントなどを変換後の環境で確認します。 |
用途別の選び方
作りたいものや使う場面から選べます。
DOC指定の既存文書を扱う場面
既存のWord文書の閲覧・編集
DOC向きオープンな文書形式で表・画像・スタイルを含む原稿を編集する場面
編集可能な文書の作成・OpenDocument対応環境での文書交換
ODT向き対応するワープロソフト間で文書を受け渡す場面
編集可能な文書の作成・OpenDocument対応環境での文書交換
ODT向き確認ポイント 1
DOCはWord 97–2003世代のバイナリ形式で、新しいXMLベースのDOCXとは異なる。
使い分け確認ポイント 2
ODTはODF規格に基づく、編集可能な文書のためのOpenDocument形式。
使い分け選ぶ理由を詳しく
- DOCとODTの変換で高度なレイアウトやソフト固有の機能が変わる場合があるため、受け手のソフトで確認する。