FORMAT COMPARISON
FIT vs GPX
FITはスポーツ機器の活動・センサー・イベントを格納するバイナリ形式で、GPXはウェイポイント・ルート・トラックを交換するXML形式です。
FITとGPX、どちらを選ぶ?
心拍、ケイデンス、機器情報を含む活動データを扱うならFITを保管し、対応する解析アプリで開きます。地図で経路を共有するだけならGPXが広く使われますが、センサー値やイベントは変換先に移らない場合があります。
FIT向き
スポーツ・フィットネス機器の活動記録やセンサーデータを保存・交換する・対応デバイスへワークアウトやコース情報を転送する
- 時間付きの記録・イベント・機器情報をFIT対応サービスで扱う
- Garmin FIT SDKなどでメッセージを読み書きする
GPX向き
GPSのウェイポイント・ルート・トラックをアプリ間で交換する・ハイキングやサイクリングなどの位置記録を保存する
- 日時付きの軌跡や地点情報を対応する地図・GPSアプリへ移す
- WGS 84座標系を使うGPX 1.1対応ソフト間で共有する
基本情報を比較
FITとGPXの主な違いを確認できます。
| 項目 | FIT | GPX |
|---|---|---|
| 拡張子 | .fit | .gpx |
| MIME Type | application/octet-stream | application/xml |
| 主な用途 | スポーツ・フィットネス機器の活動記録やセンサーデータを保存・交換する・対応デバイスへワークアウトやコース情報を転送する | GPSのウェイポイント・ルート・トラックをアプリ間で交換する・ハイキングやサイクリングなどの位置記録を保存する |
| 開く方法 | FIT対応のフィットネスサービスや解析アプリに取り込むか、Garmin FIT SDKのデコーダーやFitCSVToolで確認します。活動種別、時刻、心拍・速度などの記録、開発者データが受け側でどう扱われるかを確認してください。 | GPX対応の地図アプリ、GPSソフト、GISソフトで読み込みます。地点・ルート・トラックのどれとして認識されたか、時刻・標高・座標系が期待どおりか確認してください。テキストエディターでもXML構造は見られますが、地図上の経路確認には対応アプリを使います。 |
| 書き出し・変換 | 地図で経路だけを見るならGPX、地理情報を扱うならGeoJSONなどへ変換できます。変換先が活動・センサー・イベントの全情報を表せるとは限らないため、目的に必要なフィールドを確認し元のFITも保管します。 | 用途に応じてGeoJSONやCSV、KMLなどへ変換できます。ただしトラックを単なる線や点へ変えると、時刻・標高・ルートと記録軌跡の区別が失われることがあります。元のGPXを保管し、変換後は座標系と属性を確認してください。 |
用途別の選び方
作りたいものや使う場面から選べます。
時間付きの記録・イベント・機器情報をFIT対応サービスで扱う
スポーツ・フィットネス機器の活動記録やセンサーデータを保存・交換する・対応デバイスへワークアウトやコース情報を転送する
FIT向きGarmin FIT SDKなどでメッセージを読み書きする
スポーツ・フィットネス機器の活動記録やセンサーデータを保存・交換する・対応デバイスへワークアウトやコース情報を転送する
FIT向き日時付きの軌跡や地点情報を対応する地図・GPSアプリへ移す
GPSのウェイポイント・ルート・トラックをアプリ間で交換する・ハイキングやサイクリングなどの位置記録を保存する
GPX向きWGS 84座標系を使うGPX 1.1対応ソフト間で共有する
GPSのウェイポイント・ルート・トラックをアプリ間で交換する・ハイキングやサイクリングなどの位置記録を保存する
GPX向き確認ポイント 1
FITは定義されたメッセージとプロファイルに基づくバイナリ記録で、活動・ワークアウト・コースやセンサー項目を表現します。GPXはWGS 84座標のウェイポイント、ルート、トラックをXML要素として表します。
使い分け確認ポイント 2
FITは計測時刻、心拍、速度、機器や開発者データなど、活動の詳細を保持できます。GPXは広いGPSソフト互換性を重視し、通常は経路・位置・時刻・標高を中心に交換します。
使い分け選ぶ理由を詳しく
- FITからGPXに変換すると地図上の軌跡は残せても、センサー、ラップ、イベント、機器情報などは失われることがあります。必要な情報を確認して元のFITを保管してください。