PRACTICAL GUIDE
GNSS後処理のデータをそろえて受け渡す手順
GNSS後処理では観測データと軌道・時計プロダクトを分け、期間・時刻系・対応版を揃えます。単なる拡張子変換で測位結果が得られるわけではありません。
迷ったら、ここで選ぶ
- 観測と取得条件を保存する
- 期間に合う解析プロダクトを選ぶ
- 検証できる一式を渡す
観測と取得条件を保存する
RINEXの種別・版、観測コード、衛星系、時刻系、エポック間隔と欠測を確認します。局・受信機・アンテナ情報も保持し、元の機器ログや変換設定を残します。
期間に合う解析プロダクトを選ぶ
SP3の衛星、期間、時刻系、基準座標系を確認します。予測区間と観測に基づく区間、生成機関とプロダクト系列を区別し、解析ソフトが求める時計ファイル等も別に揃えます。SP3だけで全補助データが揃うとは限りません。
検証できる一式を渡す
同じ衛星・期間を扱えるか、実際の解析ソフトで読込みを試します。ファイル名、取得元、チェックサム、変換・処理設定、ソフト版、座標・時刻系を添えます。欠測や除外、解の品質指標も記録し、原本を上書きしません。
候補形式
関連する比較
注意点
- 局やアンテナ位置、取得ログの共有範囲を確認してください。ファイルが読めても測位精度は保証されず、観測条件と処理モデルの検証が必要です。