Format Atlas

FORMAT COMPARISON

GPX vs KML

GPXはGPSのウェイポイント・計画ルート・記録トラックを交換するXML形式です。KMLは地図・地球儀上で地物を表示するため、形状に加えて名前・説明・スタイル・フォルダー等を表せます。

最終確認: 2026-09-27

GPXとKML、どちらを選ぶ?

GPS機器やアウトドアアプリ間でトラックの時刻・標高・セグメントを受け渡すならGPXを選びます。地図上の注釈、分類、表示スタイル、オーバーレイを共有するならKMLを検討します。変換時は座標順序、時刻・標高、ルートと記録トラックの区別、スタイルや外部参照の保持を確認してください。

GPX向き

GPSのウェイポイント・ルート・トラックをアプリ間で交換する・ハイキングやサイクリングなどの位置記録を保存する

  • 日時付きの軌跡や地点情報を対応する地図・GPSアプリへ移す
  • WGS 84座標系を使うGPX 1.1対応ソフト間で共有する

KML向き

地図や地球儀上に表示する地理情報を記述する・Placemark・経路・領域・説明や表示スタイルを共有する

  • Google Earthなど対応する地図・GIS環境で地物や注釈を表示する
  • 位置データと名前・説明・表示方法をまとめる

基本情報を比較

GPXとKMLの主な違いを確認できます。

項目GPXKML
拡張子.gpx.kml
MIME Typeapplication/xmlapplication/vnd.google-earth.kml+xml
主な用途GPSのウェイポイント・ルート・トラックをアプリ間で交換する・ハイキングやサイクリングなどの位置記録を保存する地図や地球儀上に表示する地理情報を記述する・Placemark・経路・領域・説明や表示スタイルを共有する
圧縮該当なし該当なし
開く方法GPX対応の地図アプリ、GPSソフト、GISソフトで読み込みます。地点・ルート・トラックのどれとして認識されたか、時刻・標高・座標系が期待どおりか確認してください。テキストエディターでもXML構造は見られますが、地図上の経路確認には対応アプリを使います。Google EarthやKML対応のGIS・地図アプリで開きます。地物の位置だけでなく、線・ポリゴン、スタイル、説明、外部画像やネットワークリンクが正しく表示されるか確認してください。XMLエディターで構造を見られますが、地図表示は対応アプリで確認します。
書き出し・変換用途に応じてGeoJSONやCSV、KMLなどへ変換できます。ただしトラックを単なる線や点へ変えると、時刻・標高・ルートと記録軌跡の区別が失われることがあります。元のGPXを保管し、変換後は座標系と属性を確認してください。GeoJSONなどへ変換してGISやWeb地図で利用できます。変換時にスタイル、説明、時刻情報、外部参照が維持されるとは限りません。座標の順序や高さの扱い、対象ソフトでの表示を確認し、元のKMLも保管してください。

用途別の選び方

作りたいものや使う場面から選べます。

日時付きの軌跡や地点情報を対応する地図・GPSアプリへ移す

GPSのウェイポイント・ルート・トラックをアプリ間で交換する・ハイキングやサイクリングなどの位置記録を保存する

GPX向き

WGS 84座標系を使うGPX 1.1対応ソフト間で共有する

GPSのウェイポイント・ルート・トラックをアプリ間で交換する・ハイキングやサイクリングなどの位置記録を保存する

GPX向き

Google Earthなど対応する地図・GIS環境で地物や注釈を表示する

地図や地球儀上に表示する地理情報を記述する・Placemark・経路・領域・説明や表示スタイルを共有する

KML向き

位置データと名前・説明・表示方法をまとめる

地図や地球儀上に表示する地理情報を記述する・Placemark・経路・領域・説明や表示スタイルを共有する

KML向き

確認ポイント 1

GPX 1.1はwpt・rte・trkを別の要素として定義し、座標はWGS 84基準です。KMLはPlacemarkなどのFeatureとPoint・LineString・Polygon等のGeometryを使い、地図上の表現を組み立てます。

使い分け

確認ポイント 2

KML座標タプルは通常、経度・緯度・高度の順で、GPXは緯度・経度の属性と任意の標高要素を使います。変換で軸順や高度モードを取り違えると位置・高さが変わります。

使い分け

選ぶ理由を詳しく

  • GPXの時刻付きtrack pointやtrack segmentをKMLの線へ変換すると、時刻列・セグメント境界・ルートと実績の区別が失われる場合があります。逆方向ではKMLのスタイル、説明、フォルダー、オーバーレイ、ネットワークリンクが移らないことがあります。

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参考資料・仕様