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KMLとは

KML(.kml)は、地理情報を地図や地球儀ブラウザー上でどう表示するか記述するXML形式です。地点(Placemark)、線や領域、説明、スタイル、画像オーバーレイなどを表せます。GPXがGPSの地点・ルート・記録トラックの交換に重点を置くのに対し、KMLは地理データの表示・注釈・視覚化に重点があります。

.kml構造化データ

最終確認: 2026-09-26

この形式を選ぶ場面

  • Google Earthなど対応する地図・GIS環境で地物や注釈を表示する
  • 位置データと名前・説明・表示方法をまとめる

避けた方がよい場面

  • GPSで記録した軌跡の時刻や機器固有情報を主目的として交換する
  • すべてのGIS属性やアプリ固有の見た目が完全に保たれる前提で受け渡す

主な用途

  • 地図や地球儀上に表示する地理情報を記述する
  • Placemark・経路・領域・説明や表示スタイルを共有する

特徴

  • XMLの入れ子要素で地理情報と表示方法を記述する
  • Placemarkや線・領域などの地物を表現する
  • 名前・説明・スタイル・オーバーレイを地理データに関連付けられる

メリットとデメリット

メリット

  • Google Earthなど地球儀ブラウザーでの表示に向く
  • 地物の位置と説明・見た目を一緒に表現できる
  • OGC標準として複数の地図・GISソフトで扱われる

デメリット

  • 対応アプリによって表示や対応要素が異なる
  • GPSログの時刻・標高・ルート意味を主に扱う形式ではない
  • KML独自のスタイルや拡張が他のGIS形式へ変換時に失われる場合がある

開く・変換する

開く方法

Google EarthやKML対応のGIS・地図アプリで開きます。地物の位置だけでなく、線・ポリゴン、スタイル、説明、外部画像やネットワークリンクが正しく表示されるか確認してください。XMLエディターで構造を見られますが、地図表示は対応アプリで確認します。

変換方法

GeoJSONなどへ変換してGISやWeb地図で利用できます。変換時にスタイル、説明、時刻情報、外部参照が維持されるとは限りません。座標の順序や高さの扱い、対象ソフトでの表示を確認し、元のKMLも保管してください。

注意点

  • KMLの座標は通常、経度・緯度・高度の順で記述します。GeoJSONなど別形式との変換時に順序の取り違えがないか確認してください。
  • 外部画像やネットワークリンクを含むファイルでは参照先やアクセス権も確認が必要です。
  • 地点や経路に自宅・訪問先などの位置情報を含む場合、共有前にプライバシーを確認してください。

FAQ

KMLとGPXは何が違いますか?

KMLは地図上で地理情報を表示・注釈する用途が中心で、GPXはGPSのウェイポイント、ルート、記録トラックの交換に重点があります。

KMLはGoogle Earth専用ですか?

Google Earthで広く使われますが、KMLはOGC標準で、対応する他の地図・GISソフトでも読み込めます。対応範囲はアプリによって異なります。

KMLをGeoJSONに変換できますか?

多くのGISツールで変換できます。ただしスタイル、説明、外部参照などがすべて引き継がれるとは限らないため、変換後に確認してください。

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参考資料・仕様