Format Atlas

FORMAT COMPARISON

MBTiles vs MVT

MBTilesはSQLite内のタイル集、MVTはベクトルタイルの符号化です。競合する同じ階層の形式ではなく、組み合わせて使えます。

最終確認: 2026-09-28

MBTilesとMVT、どちらを選ぶ?

オフライン配布するタイル集にはMBTiles、個々のベクトルタイルの内容や配信を扱うときはMVTを検討します。

MBTiles向き

縮尺別の地図タイルを一つのファイルで渡す

  • 対応地図アプリでオフライン地図を使う

MVT向き

地物をタイルに分けて配信する

  • 表示に必要なレイヤーと属性を段階的に取得する

基本情報を比較

MBTilesとMVTの主な違いを確認できます。

項目MBTilesMVT
拡張子.mbtiles.mvt
MIME Typeapplication/vnd.mapbox-vector-tile
主な用途縮尺別の地図タイルを一つのファイルで渡す地物をタイルに分けて配信する
開く方法MBTiles対応GISでformat・範囲・ズーム・レイヤーを確認します。tile_rowはTMS方式で、一般的なXYZのyとは上下逆です。変換はy_TMS = 2^z - 1 - y_XYZです。対応地図ツールにタイルURLと範囲・投影法を設定し、レイヤー名に対応するスタイルを指定します。
書き出し・変換タイルの抽出時は座標とmetadataを保持します。pbfの中身はgzip圧縮MVTです。画像とベクトルでは必要な処理が異なり、元地物の精度や削除した属性は復元できません。GeoJSON等への復元にはタイルの地理的範囲・投影法とextentに基づく座標変換が必要です。一般的なz/x/y配信ではズームとタイル位置から範囲を求めます。生成時の丸め、簡略化や切り取りで失われた情報は戻りません。

用途別の選び方

作りたいものや使う場面から選べます。

対応地図アプリでオフライン地図を使う

縮尺別の地図タイルを一つのファイルで渡す

MBTiles向き

表示に必要なレイヤーと属性を段階的に取得する

地物をタイルに分けて配信する

MVT向き

確認ポイント 1

MBTilesは複数ズームのタイル位置とmetadataをまとめます。

使い分け

確認ポイント 2

MVTはレイヤー・地物・属性とタイル内座標を記録します。

使い分け

選ぶ理由を詳しく

受け手がMBTiles容器と中のベクトルタイルの両方に対応するか確認します。画像タイルのMBTilesならMVTデコーダーは不要ですが、画像形式への対応が必要です。

  • MBTiles 1.3のformat=pbfはgzip圧縮MVTです。抽出では圧縮の扱いとtile_rowのTMS/XYZ変換、ズームを保持します。
  • MVTの描画スタイルは別途共有します。タイル化で失った精度や属性は、MBTilesへ格納しても復元されません。

よくある質問

MVTをMBTilesに入れると元の地物に戻りますか?

いいえ。格納は元の形状や属性を復元する工程ではありません。編集・再生成用の原データは別に保持してください。

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参考資料・仕様