Format Atlas

FORMAT COMPARISON

MIDI vs WAV

MIDIとWAVはどちらも音楽に使われますが、MIDIは演奏イベント、WAVは再生する音声波形を保存します。

最終確認: 2026-09-26

MIDIとWAV、どちらを選ぶ?

音符・テンポ・演奏を編集したり対応音源で再生したいならMIDI、完成した録音音声をそのまま再生・共有したいならWAVを選びます。MIDIからWAVへの書き出しは音源や設定で音が変わり、WAVからMIDIへの変換は自動推定で元の演奏情報を正確に戻せるとは限りません。

MIDI向き

演奏データの保存と受け渡し・作曲ソフト間の曲情報交換

  • 音符・テンポ・トラックなどの演奏情報を編集したい用途
  • 対応する音源で再生結果を調整できる制作

WAV向き

音声編集・収録

  • 編集前の音声
  • 高忠実度の保存

基本情報を比較

MIDIとWAVの主な違いを確認できます。

項目MIDIWAV
拡張子.mid、.midi.wav
MIME Typeapplication/octet-streamaudio/wav
主な用途演奏データの保存と受け渡し・作曲ソフト間の曲情報交換音声編集・収録
圧縮該当なし非圧縮またはコーデックによる
開く方法DAW、作曲ソフト、MIDIシーケンサーで開きます。音を確認するには再生ソフト側の音源や音色データも必要です。標準メディアプレーヤー、DAW、音声編集ソフトで開けます。
書き出し・変換MP3やWAVへ書き出すと演奏イベントではなく音声になります。音色やテンポを確認してからレンダリングし、編集用のMIDIも別に保管します。配信用にはMP3などへ変換することがあります。

用途別の選び方

作りたいものや使う場面から選べます。

音符・テンポ・トラックなどの演奏情報を編集したい用途

演奏データの保存と受け渡し・作曲ソフト間の曲情報交換

MIDI向き

対応する音源で再生結果を調整できる制作

演奏データの保存と受け渡し・作曲ソフト間の曲情報交換

MIDI向き

編集前の音声

音声編集・収録

WAV向き

高忠実度の保存

音声編集・収録

WAV向き

確認ポイント 1

Standard MIDI Fileは時刻付きのノートやコントローラー等のイベント列を記録し、音声波形そのものは含みません。WAVはRIFF/WAVEコンテナーにフォーマット情報と音声データを格納します。

使い分け

確認ポイント 2

MIDIの再生音は音源・音色・再生ソフトに依存し、イベントを編集できます。WAVにはレンダリング済み音声があるため同じデータを再生できますが、編集は波形や音声処理が中心です。

使い分け

選ぶ理由を詳しく

  • MIDIをWAVに書き出すとイベントではなく音になります。WAVからMIDIを作るには音高やリズムの推定が必要で、元のトラック分離・音色・演奏イベントが完全には復元されないことがあります。

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参考資料・仕様