FORMAT COMPARISON
PLY vs PCD
PLYは頂点と面を、PCDはPCL向けの点フィールドと行列配置を扱います。点群を保存できても、保持する構造は同じではありません。
PLYとPCD、どちらを選ぶ?
単なる拡張子変更では変換できません。受け手のツール、座標・単位・色・法線・独自属性の対応を確認し、原本を残します。
PLY向き
研究・3D処理向けに形状を保存する
- 頂点属性と面の接続関係を交換する
PCD向き
点群処理の入力・出力を保存する
- 行と列の配置を持つ点群を対応環境で扱う
基本情報を比較
PLYとPCDの主な違いを確認できます。
| 項目 | PLY | PCD |
|---|---|---|
| 拡張子 | .ply | .pcd |
| MIME Type | ||
| 主な用途 | 研究・3D処理向けに形状を保存する | 点群処理の入力・出力を保存する |
| 圧縮 | none | depends_on_storage_mode |
| 開く方法 | ヘッダーのformat・element・propertyを対応ツールで確認し、頂点数・面数・面の頂点索引が整合するか調べます。座標軸・単位・地理的なCRSは受け渡し条件として確認します。 | PCL等の対応ツールで版、FIELDS・SIZE・TYPE・COUNT、点数とWIDTH×HEIGHTを確認します。VIEWPOINTは取得視点であり、地理的なCRSを自動的に定義するものではありません。 |
| 書き出し・変換 | 点群形式へ書き出すときは、頂点だけを出すのか面から点をサンプリングするのか区別します。面の接続関係や独自属性が失われる場合は原本を残します。 | 対応変換器を使い、座標・単位・点数・色・法線・独自フィールドを照合します。行列配置やVIEWPOINTを失う場合は原本と設定を保持します。 |
用途別の選び方
作りたいものや使う場面から選べます。
頂点属性と面の接続関係を交換する
研究・3D処理向けに形状を保存する
PLY向き行と列の配置を持つ点群を対応環境で扱う
点群処理の入力・出力を保存する
PCD向き確認ポイント 1
PLYの面は頂点索引で表されます。PCDへの点出力では面の接続関係を別途保存する必要があります。
使い分け確認ポイント 2
PCDのWIDTH・HEIGHTやVIEWPOINTをPLYへ同じ意味で保持できるとは限りません。プロパティ名が同じでも意味と型を確認します。
使い分けよくある質問
点数一致だけで変換を確認できますか?
十分ではありません。頂点抽出か面からのサンプリングかを記録し、位置・型・属性・面の有無と点群の行列配置も比較してください。