Format Atlas

PRACTICAL GUIDE

AIモデルを受け渡す前の確認手順

重み・演算グラフ・推論環境を区別し、必要ファイルと代表入力の検証結果を一緒に渡します。形式変換の成功だけでは実行互換性や品質は確認できません。

最終確認: 2026-09-28
最終更新: 2026-09-29

迷ったら、ここで選ぶ

  • 実行条件と出所を記録する
  • 必要ファイルを一式そろえる
  • 受け手側で推論を検証する

実行条件と出所を記録する

モデルの出所・revision・利用条件、アーキテクチャ、入出力型・shape、前処理と後処理を記録します。ONNXのIR/opset、GGUFのテンソル型などを対象ランタイムと照合します。

必要ファイルを一式そろえる

ONNXの外部重み参照を維持し、Safetensorsの分割重み・索引やモデル定義など必要な依存物をそろえます。GGUFも分割・補助ファイルが必要な場合があります。tokenizerや設定が内包されるか別配布かを確認します。

受け手側で推論を検証する

更新済みの対応ローダーで構造とテンソル名・型・shapeを確認します。同じ前処理と入力を使い、出力・許容差・メモリ量を記録して元モデルと比較します。変換と量子化の変更は区別して評価します。

候補形式

ONNX

向く場面:対応ランタイムへ演算グラフを交換する

向かない場面:全演算子・opsetへの対応を確認せずに期待する

Safetensors

向く場面:テンソル重みを保存・配布する

向かない場面:重みだけでモデル定義や実行コードもそろうと考える

GGUF

向く場面:対応するGGML系実装へ推論モデルを渡す

向かない場面:拡張子だけで量子化や互換性を判断する

関連する比較

注意点

  • 形式名やハッシュ一致は出所や安全性を保証しません。信頼できないコードや変換元を無警戒に実行せず、モデルと依存物の出所を確認します。
  • 元モデル、変換設定、必要ファイル一覧を保持します。一つの入力での出力一致は、すべての入力・デバイスでの品質を保証しません。

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参考資料・仕様