PRACTICAL GUIDE
科学配列データを受け渡す前の確認手順
netCDF・HDF5・Zarrの配列を、意味・必要ファイル・読み取り環境をそろえて受け渡します。表データの形式選びとは別に、次元と欠測値の解釈を検証します。
迷ったら、ここで選ぶ
- 配列の意味を記録する
- 配布単位をそろえる
- 受け手側で値を照合する
配列の意味を記録する
変数名、型、次元の順序、座標、単位、時間軸の規約を記録します。欠測値や充填値を0と同一視せず、scale_factor・add_offsetを使うデータでは保存値と復号後の値を区別します。
配布単位をそろえる
netCDFの内部形式、HDF5の外部リンク先とフィルター、Zarrの版とcodec対応を確認します。Zarrは必要なメタデータとチャンクをそろえ、意図的な未保存チャンクに対するfill_value規則と転送による欠落を区別します。
受け手側で値を照合する
書き込みを完了した版を渡し、受け手のライブラリで代表スライスを読みます。shape、軸順序、属性、欠測マスク、復号後の値を元データと照合し、丸めや非可逆変換の許容差を記録します。
候補形式
関連する比較
注意点
- 元データと変換条件を保持します。チェックサム一致は転送の確認であり、単位や科学的解釈の正しさを保証しません。
- 属性や座標に機密情報が含まれることがあります。ストアの認証情報を原稿や共有ファイルへ埋め込まず、共有権限を確認します。