Format Atlas

FORMAT COMPARISON

GeoTIFF vs TIFF

GeoTIFFは地理参照タグを含むTIFFで、通常のTIFFはラスター画像を格納しても地理座標情報を持たない場合があります。

最終確認: 2026-09-26

GeoTIFFとTIFF、どちらを選ぶ?

GISで地図・衛星画像・標高ラスタを位置情報付きで交換するならGeoTIFF、座標参照が不要な画像保存なら通常のTIFFを選びます。一般画像ソフトで再保存するとGeoTIFFタグが失われることがあります。

GeoTIFF向き

座標参照付きの地図・衛星画像・標高ラスターデータの交換

  • ラスター画素と座標参照・投影情報を一緒に保持する
  • GISや地球科学ツール間で画像データを共有する

TIFF向き

スキャン画像・印刷・制作工程の画像

  • 画像編集や印刷工程で受け渡す高品質画像
  • スキャン結果を用途に応じた設定で保存する場面

基本情報を比較

GeoTIFFとTIFFの主な違いを確認できます。

項目GeoTIFFTIFF
拡張子.tif、.tiff.tif、.tiff
MIME Typeimage/tiffimage/tiff
主な用途座標参照付きの地図・衛星画像・標高ラスターデータの交換スキャン画像・印刷・制作工程の画像
圧縮tiff_codec_dependentcodec_dependent
開く方法GeoTIFF対応GISやリモートセンシングソフトで開き、CRS/EPSG、ピクセルから地図座標への変換、軸順、画素サイズ、NoData、バンドと圧縮を確認します。一般画像編集ソフトで保存し直すと地理タグが失われる可能性があります。画像編集ソフト、スキャン用ソフト、TIFF対応ビューアで開けます。開けない場合は、圧縮方式、色空間、複数ページの有無などを確認します。
書き出し・変換PNG/JPEGへの書き出しでは座標参照、ラスター値、バンド情報が失われる場合があります。GeoTIFF間やCloud Optimized GeoTIFFへの変換でもCRS、範囲、解像度、NoData、画素値、必要なタグを検証してください。Webや一般配布向けにはJPEG、PNG、WebPなどへ書き出せます。変換先を選ぶ前に、色深度、透過、複数ページ、圧縮による情報損失の有無を確認します。

用途別の選び方

作りたいものや使う場面から選べます。

ラスター画素と座標参照・投影情報を一緒に保持する

座標参照付きの地図・衛星画像・標高ラスターデータの交換

GeoTIFF向き

GISや地球科学ツール間で画像データを共有する

座標参照付きの地図・衛星画像・標高ラスターデータの交換

GeoTIFF向き

画像編集や印刷工程で受け渡す高品質画像

スキャン画像・印刷・制作工程の画像

TIFF向き

スキャン結果を用途に応じた設定で保存する場面

スキャン画像・印刷・制作工程の画像

TIFF向き

確認ポイント 1

どちらもTIFFのラスター画像を扱いますが、GeoTIFFは追加タグでラスター座標と地図座標の関係や座標参照系を表現します。

使い分け

確認ポイント 2

GeoTIFFはGISやリモートセンシング向け、通常のTIFFはスキャン・写真・印刷画像など汎用ラスター向けです。拡張子.tif/.tiffは両方に使われ、判別材料にはなりません。

使い分け

選ぶ理由を詳しく

  • 変換・編集ではCRS、位置変換、画素値、NoData、バンド、TIFF圧縮を確認します。PNG/JPEGへの書き出しやタグ非対応ソフトでの保存は空間情報を失う場合があります。

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参考資料・仕様