FORMAT COMPARISON
LAS vs LAZ
LASは点群の点レコードを非圧縮で格納し、LAZは対応するLASデータを可逆圧縮します。容量だけでなく読み手の対応版も選択基準です。
LASとLAZ、どちらを選ぶ?
直接LASを読む処理にはLAS、容量や転送量を減らす交換には対応ソフトを確認してLAZを検討します。 変換前後の点数・属性・CRS・VLR/EVLRを照合します。可逆圧縮でもツールの変換設定による損失は防げません。
LAS向き
LiDAR等から得た分類・属性付き3D点群をツール間で交換する・非圧縮の点データを標準的な形式で検査・処理する
- 座標・強度・リターン・分類・時刻・追加属性を点レコードとして扱う
- ASPRS LASバージョンとpoint data record formatを明示して受け渡す
LAZ向き
LAS 1.4点群のサイズを可逆圧縮で削減して保存・転送する・チャンク単位の解凍と対応ソフトによる直接アクセスを利用する
- LAS点データを縮小し元レコードを復元可能にする
- LAZ 1.4とLAS 1.4の組合せでツール間交換する
基本情報を比較
LASとLAZの主な違いを確認できます。
| 項目 | LAS | LAZ |
|---|---|---|
| 拡張子 | .las | .laz |
| MIME Type | ||
| 主な用途 | LiDAR等から得た分類・属性付き3D点群をツール間で交換する・非圧縮の点データを標準的な形式で検査・処理する | LAS 1.4点群のサイズを可逆圧縮で削減して保存・転送する・チャンク単位の解凍と対応ソフトによる直接アクセスを利用する |
| 圧縮 | uncompressed | 可逆圧縮 |
| 開く方法 | ASPRS LASの対象バージョンとpoint record形式に対応する点群/GISソフトで開きます。ヘッダーのバージョン、点数、座標範囲、scale・offset、CRS/WKT、VLR/EVLR、分類とリターンを確認してください。LAS 1.5ではCRS記録の要件が変わるため、読み手の対応版を確認します。 | LAZ 1.4と対象LAS point record formatをサポートする点群ソフトまたはLASzip互換ツールで開きます。対応バージョン、ヘッダー、点数、CRS、VLR/EVLR、圧縮前後の元レコード形式を確認してください。必要なら一時展開したLASとレコード数・統計・ハッシュを比較します。 |
| 書き出し・変換 | LASをLAZにすると通常はポイントデータが可逆圧縮され、互換ツールでLASへ戻せます。ただしメタデータや付随ファイルも含めて変換後を比較してください。LASバージョン変更では対応record format、WKT/GeoTIFF等のCRS表現、waveform/extra bytesの扱いを検証し、単なる拡張子変更にしないでください。 | 対応ツールでLAZからLASへ展開するとポイントデータを復元できます。元のLAZを残し、点数、属性、CRS、VLR/EVLR、waveformなど付随情報を比較します。LASからLAZへ圧縮する際は、LAS 1.4ベースのLAZ 1.4で扱えるpoint record形式か、使用ツールの版を確認します。 |
用途別の選び方
作りたいものや使う場面から選べます。
座標・強度・リターン・分類・時刻・追加属性を点レコードとして扱う
LiDAR等から得た分類・属性付き3D点群をツール間で交換する・非圧縮の点データを標準的な形式で検査・処理する
LAS向きASPRS LASバージョンとpoint data record formatを明示して受け渡す
LiDAR等から得た分類・属性付き3D点群をツール間で交換する・非圧縮の点データを標準的な形式で検査・処理する
LAS向きLAS点データを縮小し元レコードを復元可能にする
LAS 1.4点群のサイズを可逆圧縮で削減して保存・転送する・チャンク単位の解凍と対応ソフトによる直接アクセスを利用する
LAZ向きLAZ 1.4とLAS 1.4の組合せでツール間交換する
LAS 1.4点群のサイズを可逆圧縮で削減して保存・転送する・チャンク単位の解凍と対応ソフトによる直接アクセスを利用する
LAZ向き確認ポイント 1
LASは非圧縮の点レコードを扱います。 LAZには対応する解凍処理が必要です。
使い分け確認ポイント 2
LAS 1.5とLAZ 1.4を同じ対応範囲とは扱いません。LAZ 1.4の仕様はLAS 1.4を基礎にしています。
使い分け選ぶ理由を詳しく
- LAZの圧縮率と処理時間はデータや実装で変わります。代表的な点群と実際の読み手で測定します。
よくある質問
拡張子だけ変更すれば変換できますか?
いいえ。対応ツールで圧縮・展開し、対象LASバージョンと点レコード形式を保てるか検証してください。