Format Atlas

FORMAT COMPARISON

BED vs GFF3

BEDは領域の指定、GFF3は型や属性・親子関係を含む注釈に向きます。

最終確認: 2026-09-28

BEDとGFF3、どちらを選ぶ?

領域の重なりや抽出にはBED、注釈構造の受け渡しにはGFF3を検討します。

BED向き

ゲノム上の対象領域や表示トラックを渡す

  • 領域の重なりや抽出位置の指定

GFF3向き

遺伝子・転写産物・エクソンなどを注釈する

  • 特徴の型・属性・親子関係の交換

基本情報を比較

BEDとGFF3の主な違いを確認できます。

項目BEDGFF3
拡張子.bed.gff3、.gff
MIME Type
主な用途ゲノム上の対象領域や表示トラックを渡す遺伝子・転写産物・エクソンなどを注釈する
圧縮nonenone
開く方法対応ツールで開き、参照ゲノム版・染色体名・列数を確認します。基本例chr1 0 100は最初の100塩基を表します。ブロックの開始値はchromStartからの相対値です。GFF3対応ツールで版宣言・参照名・9列・属性のエスケープを確認します。ID/Parentの参照整合性を検査し、同一IDの複数行を直ちに重複エラーとせず不連続特徴か調べます。
書き出し・変換通常の非空領域をGFF3へ移す際は開始に1を足し、終了値は保ちます。0長領域などは別途規則を確認します。注釈属性や親子関係は座標だけから復元できません。BEDへの通常の領域抽出では開始から1を引き、終了は保ちます。特徴の選択・統合方法を決め、属性・親子関係・CDS phaseが失われる場合は原本を残します。

用途別の選び方

作りたいものや使う場面から選べます。

領域の重なりや抽出位置の指定

ゲノム上の対象領域や表示トラックを渡す

BED向き

特徴の型・属性・親子関係の交換

遺伝子・転写産物・エクソンなどを注釈する

GFF3向き

確認ポイント 1

BEDの基本列は染色体・開始・終了です。

使い分け

確認ポイント 2

GFF3はタブ区切り9列と属性を使います。

使い分け

選ぶ理由を詳しく

必要なのが領域だけか、転写産物とエクソンの対応・CDS phaseまでかを決めます。参照ゲノム版と特徴の選択方法を合意します。

  • 通常の非空領域ではBEDの0始まり・終了除外をGFF3の1始まり・両端包含へ変えると開始に1を足します。0長や環状領域などは別途検証します。
  • BED抽出で属性・Parent関係・phaseが落ちる場合があります。BEDのブロックからすべてのGFF3注釈を復元できるとは限らず、件数と対応を照合します。

よくある質問

座標を1ずらせば別の参照ゲノムにも使えますか?

いいえ。表記規則の変換は参照版間の対応付けではありません。適切なマッピングを行い、変換できなかった領域も記録します。

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ゲノム注釈・数値トラックを受け渡す手順

参考資料・仕様