Format Atlas

FORMAT COMPARISON

MKVとMP4の違い

MKVとMP4は映像・音声を格納するコンテナです。MKVは複数音声・字幕・章を含む構成で使われることがあり、MP4は一般的な配布・再生の候補になりやすいものの、どちらも内部コーデックで扱いが変わります。

最終確認: 2026-09-27

MKVとMP4、どちらを選ぶ?

複数音声・字幕などの構成を保ちたい場合はMKV、広い再生先へ配布する場合はMP4をまず検討します。

MKV向き

複数音声・字幕を含む動画の保存・再生環境を把握した映像配布

  • 複数の映像・音声・字幕トラックをまとめる用途
  • 利用するプレーヤーや配信環境を確認できる動画

MP4向き

Web動画配信・一般的な動画配布

  • 再生先を広く想定する動画配布
  • 配信サービスの指定形式

基本情報を比較

MKVとMP4の主な違いを確認できます。

項目MKVMP4
拡張子.mkv.mp4
MIME Typevideo/x-matroskavideo/mp4
主な用途複数音声・字幕を含む動画の保存・再生環境を把握した映像配布Web動画配信・一般的な動画配布
開く方法Matroska対応のメディアプレーヤーや動画編集ソフトで開けます。再生できない場合は、MKVだけでなく内部の映像・音声コーデックと字幕形式を確認します。多くのOSのメディアプレーヤーや対応ブラウザで再生できます。再生できない場合は拡張子ではなく、実際の映像・音声コーデックを確認します。
書き出し・変換MP4などへ変換する場合は、コンテナだけを入れ替えられるか、再エンコードが必要かを確認します。字幕、章、複数音声などは変換先で保持できない場合があります。別のコンテナやコーデックへ変換する場合、映像・音声の再エンコードが起きる可能性があります。編集元は別に保管し、解像度・フレームレート・音声設定を確認します。

用途別の選び方

作りたいものや使う場面から選べます。

複数の映像・音声・字幕トラックをまとめる用途

複数音声・字幕を含む動画の保存・再生環境を把握した映像配布

MKV向き

利用するプレーヤーや配信環境を確認できる動画

複数音声・字幕を含む動画の保存・再生環境を把握した映像配布

MKV向き

再生先を広く想定する動画配布

Web動画配信・一般的な動画配布

MP4向き

配信サービスの指定形式

Web動画配信・一般的な動画配布

MP4向き

確認ポイント 1

MKVはMatroskaのコンテナで複数トラックを扱える

使い分け

確認ポイント 2

MP4は配布先の実際のコーデック対応を確認して選ぶ

使い分け

選ぶ理由を詳しく

受け手が使うプレーヤー、端末、編集ソフトを確認できる場合はMKVの複数トラック構成を活用できます。不特定の受け手へ渡すときはMP4を検討し、映像・音声コーデックを含めてテストします。MKVからMP4へ変換すると、字幕、章、複数音声が変換先で保てない場合があります。

  • MKVは映像・音声・字幕・章などを格納できるが、各トラックの対応は再生環境に依存する
  • MP4もコンテナであり、H.264などのコーデックと同義ではない
  • ファイルサイズや画質はMKVかMP4かだけで決まらず、内部コーデックとエンコード設定で変わる
  • ストリームが移行先に対応する場合、再符号化せずコンテナを変更できることがある。

よくある質問

MKVをMP4に変換すると字幕は残りますか?

字幕の形式や変換先の構成によります。字幕、章、複数音声を必要とする場合は、変換後のMP4で実際に確認します。

詳しく見る

関連する用途・確認手順

動画コンテナを選ぶファイル形式動画配布に使うファイル形式

参考資料・仕様

用途に合わせた選び方と変換前の確認

配信・提出サービスがMP4を指定するなら指定コーデックも確認します。MKVで複数音声や字幕を持つ動画を変換するときは、映像だけでなく残すトラックを先に決めてください。どちらもコンテナなので、名前だけで画質は決まりません。

仕様・公式資料:Matroska公式仕様、MDN コンテナ。