FORMAT COMPARISON
MKV vs WebM
Matroska(MKV)は映像、音声、字幕を柔軟に格納できるコンテナです。WebMはWeb配信向けに制約を定めたMatroska系の形式です。両者は関連しますが、どの用途でも置き換えられるわけではありません。
MKVとWebM、どちらを選ぶ?
選んだコーデックをブラウザや再生環境がサポートするなら、Web配信にはWebMを選べます。複数トラックやMatroskaの機能が必要で再生側が対応するならMKVを選びます。実際のコーデック、字幕、対象環境を確認してください。
MKV向き
複数音声・字幕を含む動画の保存・再生環境を把握した映像配布
- 複数の映像・音声・字幕トラックをまとめる用途
- 利用するプレーヤーや配信環境を確認できる動画
WebM向き
Web動画配信
- Web向けの動画配信
- WebMを扱える再生・配信環境
基本情報を比較
MKVとWebMの主な違いを確認できます。
| 項目 | MKV | WebM |
|---|---|---|
| 拡張子 | .mkv | .webm |
| MIME Type | video/x-matroska | video/webm |
| 主な用途 | 複数音声・字幕を含む動画の保存・再生環境を把握した映像配布 | Web動画配信 |
| 開く方法 | Matroska対応のメディアプレーヤーや動画編集ソフトで開けます。再生できない場合は、MKVだけでなく内部の映像・音声コーデックと字幕形式を確認します。 | 対応ブラウザやメディアプレーヤーで再生します。配信前には、対象ブラウザ・端末・CMSがWebMと使うコーデックを扱えるか確認します。 |
| 書き出し・変換 | MP4などへ変換する場合は、コンテナだけを入れ替えられるか、再エンコードが必要かを確認します。字幕、章、複数音声などは変換先で保持できない場合があります。 | MP4などへ変換する場合、コンテナ変更だけで済むとは限らず、映像・音声を再エンコードする可能性があります。 |
用途別の選び方
作りたいものや使う場面から選べます。
複数の映像・音声・字幕トラックをまとめる用途
複数音声・字幕を含む動画の保存・再生環境を把握した映像配布
MKV向き利用するプレーヤーや配信環境を確認できる動画
複数音声・字幕を含む動画の保存・再生環境を把握した映像配布
MKV向きWeb向けの動画配信
Web動画配信
WebM向きWebMを扱える再生・配信環境
Web動画配信
WebM向き確認ポイント 1
Matroskaは映像、音声、字幕のトラックを柔軟に格納できる。
使い分け確認ポイント 2
WebMはMatroskaの仕組みをWebメディア向けに制限しており、コーデックと互換性の要件が異なる。
使い分け選ぶ理由を詳しく
- 拡張子を変えるだけではストリームを変換・検証できないため、コーデックと機器の対応を確認する。