Format Atlas

FORMAT COMPARISON

MOV vs MP4

MOVとMP4はいずれも映像・音声を格納するコンテナです。MOVはQuickTime系の制作工程で、MP4は汎用再生・配信で候補になりやすい一方、再生可否はどちらも内部コーデックで変わります。

最終確認: 2026-09-21

MOVとMP4、どちらを選ぶ?

制作側や受け渡し先がQuickTime系のMOVを求めるならMOV、幅広い再生・配信を想定するならMP4を候補にします。

MOV向き

QuickTime系の動画制作・編集・映像素材の受け渡し

  • QuickTime対応の制作工程
  • 利用する映像・音声コーデックが決まっている編集・受け渡し

MP4向き

Web動画配信・一般的な動画配布

  • 再生先を広く想定する動画配布
  • 配信サービスの指定形式

基本情報を比較

MOVとMP4の主な違いを確認できます。

項目MOVMP4
拡張子.mov.mp4
MIME Typevideo/quicktimevideo/mp4
主な用途QuickTime系の動画制作・編集・映像素材の受け渡しWeb動画配信・一般的な動画配布
開く方法QuickTime対応のメディアプレーヤーや動画編集ソフトで開けます。再生できない場合は、ファイルの拡張子だけでなく映像・音声コーデックを確認します。多くのOSのメディアプレーヤーや対応ブラウザで再生できます。再生できない場合は拡張子ではなく、実際の映像・音声コーデックを確認します。
書き出し・変換MP4などへ変換する場合、コンテナの変更だけで済むとは限らず、再エンコードが必要になることがあります。編集元は別に保管し、解像度、フレームレート、音声設定を確認します。別のコンテナやコーデックへ変換する場合、映像・音声の再エンコードが起きる可能性があります。編集元は別に保管し、解像度・フレームレート・音声設定を確認します。

用途別の選び方

作りたいものや使う場面から選べます。

QuickTime対応の制作工程

QuickTime系の動画制作・編集・映像素材の受け渡し

MOV向き

利用する映像・音声コーデックが決まっている編集・受け渡し

QuickTime系の動画制作・編集・映像素材の受け渡し

MOV向き

再生先を広く想定する動画配布

Web動画配信・一般的な動画配布

MP4向き

配信サービスの指定形式

Web動画配信・一般的な動画配布

MP4向き

確認ポイント 1

MOVはQuickTime File Formatに基づくコンテナ

使い分け

確認ポイント 2

MP4はMPEG-4 Part 14で、どちらも内部コーデックを別に確認する

使い分け

選ぶ理由を詳しく

配信前には、対象の端末・プレーヤー・配信基盤が実際の映像・音声コーデックを扱えるかを確認します。MOVからMP4へ変えるときは、単なる容器の入れ替えで済むか、再エンコードで画質や音声設定が変わるかを確認し、編集元は保管します。

  • MOVとMP4はコンテナ名であり、H.264やAACなどのコーデックそのものではない
  • MP4は一般的な動画配布の候補になりやすいが、同じ.mp4でも内部コーデック次第で再生結果が異なる
  • MOVは制作・編集環境で使われることがあり、受け手の環境を未確認のまま配布するには注意が必要

よくある質問

MOVをMP4にすれば必ず再生できますか?

必ずしもそうではありません。変換後のMP4に入る映像・音声コーデックと、再生先の対応を確認します。

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関連する用途・確認手順

動画コンテナを選ぶファイル形式動画配布に使うファイル形式

参考資料・仕様