Format Atlas

FORMAT COMPARISON

ORC vs CSV

ORCは型情報を持つ列指向のバイナリ形式で、分析基盤が必要な列を読み取る処理に向きます。CSVは行と区切り文字で表を表すテキスト形式で、人や多くの汎用ツールが扱いやすい形式です。

最終確認: 2026-09-25

ORCとCSV、どちらを選ぶ?

大規模データを分析基盤に保存し、列を選んでクエリする用途ではORCを検討します。人が表計算ソフトで確認する、またはシンプルな表を他のツールへ渡す用途にはCSVが便利です。CSVからORCに変換する場合は型、null、日時、文字コード、区切りや引用規則を確認します。

ORC向き

Hadoop系分析基盤での列指向データ保存

  • 型情報・索引を使う大規模な表形式データ分析

CSV向き

表データ交換

  • 単一シートの表をアプリ間で受け渡す用途
  • 書式を必要としない集計前のデータ

基本情報を比較

ORCとCSVの主な違いを確認できます。

項目ORCCSV
拡張子.orc.csv
MIME Typeapplication/vnd.apache.orctext/csv
主な用途Hadoop系分析基盤での列指向データ保存表データ交換
圧縮columnar_data該当なし
開く方法ORC対応の分析ツールでスキーマ、列、行数、圧縮、読み取り結果を確認します。表計算ソフトではインポート時に文字コードと区切り文字を指定し、テキストエディタでは実際の値を確認します。先頭ゼロ、日付に見える値、長い数値は自動変換されないか確認し、必要な列を文字列として扱います。
書き出し・変換ParquetやCSVへ変換する際は、型、null、日時、decimal、パーティションの扱いを確認します。XLSXからCSVへ書き出すと、通常は選んだ一つのシートの値だけになります。数式、書式、複数シート、グラフは別途保持します。

用途別の選び方

作りたいものや使う場面から選べます。

型情報・索引を使う大規模な表形式データ分析

Hadoop系分析基盤での列指向データ保存

ORC向き

単一シートの表をアプリ間で受け渡す用途

表データ交換

CSV向き

書式を必要としない集計前のデータ

表データ交換

CSV向き

確認ポイント 1

ORCは列指向で型やファイル内索引を持てる分析用形式ですが、読み書きに対応エンジンやライブラリが必要です。

使い分け

確認ポイント 2

CSVはテキストの行列データで直接確認しやすい一方、XLSXの書式、複数シート、数式を保持しません。

使い分け

選ぶ理由を詳しく

  • ORCはスキーマと型を明示する用途に向き、CSVは交換しやすい反面、型や引用の解釈を受け手と合わせる必要があります。

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参考資料・仕様