FORMAT COMPARISON
PEM vs DER
PEMとDERは証明書などの構造を表すエンコードとして比較されます。PEMはテキスト表現、DERはバイナリ表現として扱われることが多く、配備先の指定を優先します。
PEMとDER、どちらを選ぶ?
配備先やツールが要求するエンコードを確認し、拡張子ではなくファイル内容と証明書・鍵の種類を確認して選びます。
PEM向き
証明書・公開鍵・秘密鍵などのテキストエンコード
- 配備先がPEMテキスト形式を要求する証明書関連ファイル
DER向き
証明書構造のバイナリエンコード
- 配備先がDERエンコードを指定する証明書ファイル
基本情報を比較
PEMとDERの主な違いを確認できます。
| 項目 | PEM | DER |
|---|---|---|
| 拡張子 | .pem | .der |
| MIME Type | application/x-pem-file | application/pkix-cert |
| 主な用途 | 証明書・公開鍵・秘密鍵などのテキストエンコード | 証明書構造のバイナリエンコード |
| 圧縮 | base64_text | binary_encoding |
| 開く方法 | テキストとしてラベルを確認します。秘密鍵の可能性があるため、内容を公開チャットや共有場所へ貼り付けません。 | DER対応の証明書ビューアやツールで開きます。ファイルを通常のテキストとして編集しません。 |
| 書き出し・変換 | 配備先がDERやPKCS#12を要求する場合は、内容の種類と秘密鍵の扱いを確認して変換します。 | PEMへ変換する場合は、証明書の内容と変換後の配備先要件を確認します。 |
用途別の選び方
作りたいものや使う場面から選べます。
配備先がPEMテキスト形式を要求する証明書関連ファイル
証明書・公開鍵・秘密鍵などのテキストエンコード
PEM向き配備先がDERエンコードを指定する証明書ファイル
証明書構造のバイナリエンコード
DER向き確認ポイント 1
PEMはBEGIN/END境界を持つテキスト表現
使い分け確認ポイント 2
DERはバイナリのエンコード規則
使い分け選ぶ理由を詳しく
- 同じ証明書でも配備先の要求する形式が異なる