Format Atlas

FORMAT COMPARISON

CSV vs ODS

CSVは値を交換するためのテキスト形式で、数式や書式、複数シートを保持しません。ODSはシートや数式、書式を含めて編集を続けられる表計算ブックです。

最終確認: 2026-09-27

CSVとODS、どちらを選ぶ?

アプリ間で単一の表データを渡し、書式や数式が不要ならCSVを選びます。複数シートや数式、書式を保って編集・共同作業するならODSを検討し、受け手のソフトとの互換性を確認します。

CSV向き

表データ交換

  • 単一シートの表をアプリ間で受け渡す用途
  • 書式を必要としない集計前のデータ

ODS向き

編集可能な表計算ブックの交換

  • OpenDocument対応環境で表計算を共同編集する場面

基本情報を比較

CSVとODSの主な違いを確認できます。

項目CSVODS
拡張子.csv.ods
MIME Typetext/csvapplication/vnd.oasis.opendocument.spreadsheet
主な用途表データ交換編集可能な表計算ブックの交換
開く方法表計算ソフトではインポート時に文字コードと区切り文字を指定し、テキストエディタでは実際の値を確認します。先頭ゼロ、日付に見える値、長い数値は自動変換されないか確認し、必要な列を文字列として扱います。ODS対応の表計算ソフトで開き、数式、グラフ、印刷設定を確認します。
書き出し・変換XLSXからCSVへ書き出すと、通常は選んだ一つのシートの値だけになります。数式、書式、複数シート、グラフは別途保持します。XLSXへ変換する場合は、関数、書式、グラフ、データ検証の結果を確認します。

用途別の選び方

作りたいものや使う場面から選べます。

単一シートの表をアプリ間で受け渡す用途

表データ交換

CSV向き

書式を必要としない集計前のデータ

表データ交換

CSV向き

OpenDocument対応環境で表計算を共同編集する場面

編集可能な表計算ブックの交換

ODS向き

確認ポイント 1

CSVは行と区切り文字で値を記録するテキスト形式で、単一表のデータ交換に向きます。

使い分け

確認ポイント 2

ODSはOpenDocumentの表計算形式で、複数シート、数式、書式などを含む編集可能なブックにできます。

使い分け

選ぶ理由を詳しく

  • CSVの読み込みでは文字コード・区切り文字・先頭ゼロ等の自動変換を確認し、ODSの変換では数式や表示を確認します。

詳しく見る

参考資料・仕様

CSVとODSは、渡す相手と残す情報で選ぶ

データを別のシステムへ取り込むなら、取り込み先が指定するCSVを使います。数式や見た目を保って表計算を続けるなら、対応する表計算ソフトでODSを使います。拡張子の変更だけでは変換できません。

残したいものCSVODS
表の値テキストの行・区切りで保存セルとして保存
数式表計算の数式としては保持しない表計算の数式を保持できる
色・罫線・表示形式保持しない保持できる
複数のシート1つの表ごとに別ファイルへ1ファイル内に保持できる

たとえば2枚のシートに売上と集計式がある帳票をCSVへ書き出すと、元のブック全体は残りません。編集用のODSを残し、必要な表だけCSVとして別名で保存すると、帳票を保ちながらデータを渡せます。

CSVを表計算ソフトで開くと、「00123」が数値123や日付として自動解釈されることがあります。コード列は文字列として取り込んでください。文字コード、区切り文字、改行、値に含まれるカンマや引用符も受け渡し先の仕様に合わせて確認します。

仕様の参照:RFC 4180(CSV)、OASIS OpenDocument 1.3。